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フルートの歴史について

コラム

フルートは木管楽器の中で最も高い音を担当している楽器です。

吹奏楽ではメロディ楽器として活躍し、オーケストラでも鳥の鳴き声をイメージさせる場面で使用され、多くのソロを担当している馴染みある楽器のひとつです。

今回は、そんなフルートの歴史を解説したいと思います。

 

◇フルートの始まり

フルートの始まりは、旧石器時代には動物の骨から作られた横笛だと言われています。

そして、横笛は驚くべきことに紀元前2世紀に既に登場していました。

イタリア半島に住んでいた先住民族であるエトルリア人が残した壺からは、横笛が描かれたものが発掘されていたのです。

こうしたことから、石器時代や紀元前といった、昔においても笛という楽器が既に存在していたことがわかります。

 

◇現代の形へ

フルートがその原型を現し、広く使われ始めたのはルネッサンス時代の16世紀ごろで、初期のフルートは直接管体に穴が開いており、リコーダーのように指で直接塞ぐ形式だったようです。

しかし、18世紀になるとキィが導入され、これにより高い運動性とともにタンギングが容易になりました。

また、フルートという言葉は元々、横向きに構える笛と縦向きに構える笛の両方に対して使用されていたそうです。

そのため、バロック音楽の時代に至る18世紀半ばまで、フルートという呼称は主にリコーダーを指していました。

フルートは改良が続けられ、音域の拡大やトラヴェルソで吹きにくかった音程の安定性向上のために、複数のキィが追加されるなどの進化を遂げました。

 

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